より軽く、より高寿命、より良い乗り心地を追求するホリキリの板ばね。大型車から小型車まで、すべての商用車に最高の安全と乗り心地をご提供します。
●テーパリーフスプリング
リーフスプリング(重ね板ばね)は、板状のリーフ(ばね板)を1枚〜複数枚重ねたシンプルな構造で、車体の重量を支えるほか、サスペンションシステムの部材として、リンクの役目も持ち、車体とタイヤの位置決めの役目も担っています。このシステムは機構が簡単で丈夫、さらに経済的であるという利点もあるので今後とも使用されていくと考えられています。
ホリキリでは、リーフのほぼ全長にわたって板厚を連続的に変化させるテーパ加工技術と、加工熱処理で高強度化する技術で、軽量かつ長寿命である"タフレックス®"をはじめとするテーパリーフスプリングの設計・製造を行っています。
●スタビリンカ
両側のテーパ圧延を施した板状のアームと、丸鋼または鋼管の両端にアップセット鍛造を施したバーまたはパイプを溶接により一体化したものです。エアサスペンションシステムの一部材として、車軸の位置決めを担うロアロッド機能とコーナーリング時に車体の傾き(ロール)を抑制するスタビライザ機能を兼ね備えているため省スペースとすることができます。
ホリキリは、このスタビリンカを生産している国内唯一のメーカーです。
●スタビライザ
丸鋼をコの字型に成形したばねで、コーナーリング時や車線変更時に発生する車体の傾き(ロール)を抑え、操縦安定性を向上します。